MgAl_20_4を低温で合成ゾルーゲル法とポールミル処理

摘要

マグネシウムアルミネート（MgAl_20_4）スピネルは、融点が2135℃と高く、破壊靭性が1300℃で120～205MPaと大きく、また耐化学腐食性にも優れているため、耐熱材料として大きな関心が持たれている。 これまでMgAl_20_4スピネルを合成するために、高温固相反応法の外にも共沈殿法、ゾルーゲル法、スプレイ熱分解法などが用いられて来たが、均一なMgAl_20_4スピネルとするためには1200℃を必要とした。