欧州の1－Stora Ensoの段ボール原紙用抄紙機新設

摘要

Stora Ensoは，ポーランド北東部にある同社のOstioleka工場に，古紙を原料とする軽量段ボール原紙用の抄紙機を設置することを決定した。総工費は2億8，500万ユーロ（3億7，100万＄），生産能力は455，000t／年，稼働は2013年第1四半期の予定である。その稼働と共に，既設の，生産能力85，000t／年の2号抄紙機を停止する。同社包装分野担当副社長のMas Nordlanderは，新しい抄紙機は幅7．8m，設計抄速1，700m／分で，米坪107g／m2の末晒テストライナーと中芯原紙を生産する予定であると言う。