プラズマアークガウジングを用いた溶接ピード自動整形システムの開発

摘要

従来から溶接ビード整形の自動北として，例えばロボットの先端にグラインダを搭載し，整形工程を自動化する試みがなされているが，グラインダ整形時の振動や反力·砥石の摩耗による削り量の変動などの問題に対して設備が大型化する，制御方法が複雑になるなど自動化への課題が多い。そこで著者らは，溶接ビード整形への非接触式で反力や振動·工具の摩耗などを考慮せずに安定して溶接ビードを整形する手段として，溶接部のバツリ作業に用いられているプラズマアークガウジングに着目し，形状計測センサを組み合わせ，汎用の溶接ロボットを使用した溶接ビードの自動整形システムを開発し，水力機器に実用化したので紹介するり。