金型からの溶接までの一貫生産で二輪車部品の多品種少量生産に対応

摘要

オートバイの部品製造を主力とする三豊工業㈱（浜松市西区大人見町，岡田昌久社長）は，1964年にプレス金型の製作と加工を主要な業務として創業。以来，浜松地域の主要産業であるモーターサイクル部品の金型·部品生産を中心に，設計から金型の作成，プレス，溶接，検査まで一貫した生産体制を構築している。その間1980年代よりマシニングセンタやCAD／CAMシステムなど，最新の設備を導入。2007年には「技術先端型企業」として浜松市から認定を受け，2009年には，現在の浜松市大人見町に本社工場を建設。さらに2013年にはインドネシアのジャバベカに現地法人を設立し操業を開始するなど，着実に業務を拡大させてきた。同社の本社工場で影山京大工場長に話を聞いた。