ピソチはチャソス～安全衛生と児童労働～

摘要

問題が起こった。私たちがベトナムの中小企業で進めていたワイズトレーニンクに参加した企業の中に子どもが働いている事業所のあることがわかった。その企業は安全衛生の改善活動を積極的に進めており私たちのプロジ工クトの中でも注目されていた。安全衛生プロジエクトのスタッフが訪問したときには子どもたちは隠れていたらしく気がつかなかったという。ILO内の関係者の間でこの問題をめぐって議論になった。まず出た意見は,児童労働のある職場はプロジエクトの活動から除列する。そして今後,安全衛生のトレーニンクを実施する際には参加する中小企業に子どもが働いていないことを確認するよう情報収集を徹底しようという意見であった。