水処理用設備

摘要

人口密度が高く、多雨国であるという環境の中で、古くから技術革新により発展させてきた日本の水処理技術がクローズアップされ、海外への技術提供が行われている。一方国内の上下水道施設は老朽化に伴い、アセットマネージメント計画を行いながら、効果的かつ効率的な施設の更新を行っている状況である。特に、電気設備については、ICT（Information and Communication Teleology）を活用したシステムにより、一層のエネルギー削減·効率的運用が求められている。その様な状況の中、当社は新型の監視制御システムAQUAMATE-7000シリーズを開発し、エネルギー削減、運用·維持管理の効率化、新旧更新の容易性確保などの様々なニーズへの対応を行っている。そこで、水質の改善を行いながらの省エネルギー化、最新ネットワークを活用しながらの信頼性·拡張性の向上、重要施設である水処理施設を運用しながらの新旧更新の容易性と維持管理性の向上を図ったシステムの事例を紹介する。