当社のガス絶縁開閉装置の進歩

摘要

本稿では、当社のガス絶縁開閉装置の進歩について紹介する。ガス絶縁開閉装置（以下GIS）は、1960年代後半より製品化された。GIS変電所はこれまでの空気絶縁による従来型の変電所と比較して大幅な設置面積の縮小が可能である。これまでに約10，000bayを納入し、特に72/84kVクラスではLeading supplierとしての実績を残してきた。当初、72／84kVクラスが主流であったが、7.2kV～252kVの定格で製品化した。海外でもGISの需要は増加し続けており、当社では1990年代後半から台湾に、また、2000年代前半から中国に海外生産拠点を設立した。海外市場でも数多くの納入実績を重ねてきている。GISは変電所システムのキー設備である。今後共、メンテナンスフリーや環境調和などの多様に増え続ける顧客要求に対応できるように、GIS技術を発展·革新していく。