深冷空気分離装置:プラント海外生産·機器類の現地調達志向強まる

摘要

2012年度（12年4月～13年3月）完工ベース（海外はFOB）の深冷空気分離装置出荷実績は、24台だった。国内の窒素ガス発生装置リプレイス及び工業ガスメーカーの自社液プラントの更新が主な案件だった。低迷する国内を尻目に工業ガスメーカーの海外事業強化を受け、深冷空気分離装置も海外案件比率が上昇している。今後、コストや品質で最適な地点でプラント生産を行う方針であり、既にグローバルな生産体制を敷いているエア·リキードグループ（ALG）に続き、大陽日酸、神鋼エア·ウオータークライオブラント（SAC）も、同様の志向を強めている。