長期微減傾向が一転、急落に09年生産20％減の1.1万tに

摘要

アセチレン生産量は09年1～10月生産は前年同期比19.1％減と前年同期の実績より3·6倍もの大幅減だった。08年9月の世界同時不況で工業ガス界への影響が本格化したのは12月以降だったが、アセチレン需要の退潮は東日本地区が西日本より大きかった。とくにビル建設、公共事業や民間投資の減退が大きく影響し、ビル建設は減る一方で庄接業者の仕事は少なくなっている。建築工事関係も同様でガスが出ない状況にある。