原油輸入量15，965千kl前年比1．9％の減少

摘要

経済産業省が3月31日発表した2月分の「石油統計速報」によると，2月中に陸揚げ計量された原油輸入量は15，965千klで，前月比4．8％，前年比1．9％のそれぞれ減少となった。また，貿易統計速報による2月の原·租油輸入CIF価格（9桁速報）は30．36ドル／ールバレ，22，428円／klで，ドル建てが前月比6．57ドル,円建てが5，351円それぞれ下げとなった。ドル建ては30ドル／ールバレそこそことなり2003年12月（30.27ドル／ールバレ），円建ては2004年4月（22，378円／kl）以来のそれぞれ安値となっている。2月の通関レートが117．43円／ドルと前月比2．16円の大幅円高となったことから，ドル建てに比べて円建ての値下がり幅が大きくなっている。