大阪以外ガス販売伸びず原料費調整で売上高が大幅ダウン

摘要

当中間期の4社のガス販売は，表①に示すように大阪を除いて東京，東邦は1％台の伸びで，西部に至っては前年割れだった。これは期中の平均気温が高めに推移したため家庭用が伸びなかったこと が大きく，家庭用ガス販売は東京を除いて前年比 マイナス。特に西部は5．0％もの落ち込みだった。 大阪も家庭用，商業用とも前年割れだったが， 工業用が関西電力相生発電所への天然ガス供給で11．9％もの伸びを示し，合計で6．3％増と4社の中で唯一陸離光彩を放った。