事後調整の必要ない基準価格設定を月内錮整でもコスト意識を阻害＝7～9月期の元売ヒアリング結果·資源エネルギー庁＝

摘要

資源エネルギー庁（石油流通課）は11月中下旬に実施した7～9月期石油元売ヒアリング結果をとりまとめ，9日の全石連会合で説明した。元売7社の販売·需給担当幹部役員に対し，四半期ごとにガソリンの仕切価格や流通実態などを聴取しているもので，今回のヒアリングでは，1.7～9月のガソリン出荷量は前年同期比3．1％増。系列取引が0．9％の微増に射し，非系列取引（外販，業転）は5．8％増の230万klと大幅に増加。2.一般系列特約店と非系列取引（固定取引）の価格差は9月時点で2．7円／lとなり調査開始以来の最小幅に接近。