エネルギー経済の動き

摘要

石油·ガス　財務省が20日発表した10月分の「貿易統計速報」によると，10月中に輸入·通関された原·粗油は合計17，233千klで，前年比36．2％の増加。前年比大幅増は，前年10月が地球温暖化対策税導入の月にあたり，1，200万kl台の低水準だったことによるもの。原·粗油平均の輸入CIF価格は円建て価格が70，130円／kl，輸入総額ベース方式で出されたレート98．29円／ドルで計算したドル建て価格は113．44ドル／バーレルとなった。9月比ドル建てが2．45ドル，円建てが1，162円のそれぞれ続騰。円建ては3カ月連続の値上がりで，7万円／klの大台に乗せ，2008年9月以来5年1カ月ぶりの高値となった。