住友金属、和歌山製鉄所第4高炉が最長記録で吹き止め新案1高炉にスイッチ、17日に火入れしフル体制へ

摘要

住友金属は、和歌山製鉄所の第4高炉を7月11日に吹き止めした。1982年2月23日の3次改修後の火入れ（稼働開始）以降、稼働日数は10,001日（27年4ヵ月：世界最長記録）となった。和歌山製鉄所では、7月17日に新第1高炉（炉内容積3,700m~3）を火入れし、第4高炉からスイッチする。和歌山製鉄所第4高炉は、1982年に7年間稼働する予定で、改修·火入れした。その後、さまざまな技術を開発し、それに基づいた延命診断と補修を実施し、世界一の長寿命を達成した。その中から主なものは下記の通り。