国交省、尼崎市をCNG車普及モデル地区に指定

摘要

国土交通省は25日、尼崎市を「CNG車普及促進モデル事業」の実施地域として指定した。 市を中心とした協議会が主体となり、平成21年度まで112台のCNG（圧縮天然ガス）車導入をめざす。CNG車は、排出ガス中の黒煙がゼロなど高い環境性を有するものの、走行距離やCNG供給スタンドが少ない等の制約があり、国交省はモデル事業指定により普及促進を図っている。地方公共団体が中心になりガス事業者、運送車業者、荷主事業者、運輸局等により「CNG車普及促進モデル地域協議会」を設置し、普及促進計画を策定することにより集中的かつ計画的なCNG車導入及びCNG車導入に向けた環境整備（地域における黒煙ゼロのまちづくり、環境先進地域としてのPR活動等）を実施する。