相補型原子スイッチを用いたプログラマブルロジックでのRTL記述からの回路マッピング

摘要

低電圧プログラミングが可能な相補型原子スイッチを用いた不揮発プログラマブルセルを開発し、3×3セルアレイ規模での回路のマッピングとその動作を実証した。相補型原子移動スイッチをCMOSスイッチに代わって用いることで、65nmテクノロジーノードにおいてリファレンスセルに比べ78％の小面積化を行い、さらに、プログラヤブルセルの不揮発化を実現した。今回、任意回路を実現するための、RTLコードからコンフィギュレーションデータ生成までの一貫したツールチェーンを併せて開発した。本ツールを用いて2bit加算器のマッピングをおこない、3×3プログラマブルセルにおいて回路動作を確認した。