「アルミプロダクシ創刊-99号」の誌面を振り返つて

摘要

アルミプロダクツは軽金属製品協会40周年を迎える前年の1988年7月に創刊された。 アルミは広い分野にわたって国民生活になくてはならない存在となっており、エネルギーコスト高より製錬業から撤退を余儀なくされ加工品で生きて溶かなければならない折、当時当協会·竹平栄次会長は「アルミ製品を多面的に肥え、玄人の目、素人の新鮮な目、いろいろな立場の人にアルミ製品が理解され支持され、21世紀の金属として更に大きく成長していく礎となること。 ユーザーとのパイプ役になること」を念じておられた。 『創刊に期待する』『求められる情報』『協会の役割を考える』の寄稿·座談会において「ジャーナル·アイデンティティ（JI）を忘れずに」というお言葉を高名な方から贈られてもいた。 内容に対しては、①アルミのことなら何でもわかる。 ②読みやすく、肩が凝らない。 ③ユーザーとの橋渡し④業界のあり方を写す鏡としてPR（部数拡大を）。 ⑤より幅の広い、密度の濃い、時期としてタイムリーな情報提供がねらいであった。