ISO／TC142「空気その他ガスの浄化装置」の動向

摘要

TC142は、一般換気、工業用の空気およびガス浄化装置に対して、用語、特性、性能試験法に関する一連のISO規格制定を目的に設置され、ガスタービン、自動車などの内燃機関からの排ガス浄化装置、呼吸用マスク（TC94）、自動車用キャビンマスク（TC22、23、127）は対象外としている。 TC142は長い間休眠状態にあったが、2006年1月ミラノで開催された国際会議で再活性化された。 2006年に発行されたTC142のビジネスプランによると、本TCが関連する市場は、関連用途と装置メーカー（ほとんどが中か企業）が膨大なため予測は困難としながらも、控え目に見ても年間150億ドル（1兆6千億円程度）としており、アジアにおける経済発展が世界市場を牽引し、空気清浄装置の遊歩を担っているとしている。