プリーンルームの設計·施工及びスタートアップJIS原案作成委員会報告

摘要

クリーンルーム関連の国際基準ISO（International Organization for Standard）化は、ICCCS（International Confederation of Contamination Control Societies）創立当初からの最大の目標であったが、第209委員会（ISO／TC209　 Clean rooms and associated control environments）として発足した。 内容的にはジュネー7 及びチューリッヒで開催されたICCCSのSPCC（Standard and Practice Coordination Committee）での検討を基にまとめられ、具体的な骨組みは1993年シカゴで行われた第1回技術委員会TC209で決定されている。 　 技術委員合の責任者は米国ANSI（American National Standards Association）、技術的な事務局はIEST（Institute of Environmental Sciences＆Technology）である。 日本空気清浄協会では、ICCCS設立当初からメンバーとして参画しており、ISO／TC209の発足以来、規格の内容的にも、大きな影響を与えている。