第31回エアロゾル科学·技術研究討論会

摘要

第31回エアロゾル科学·技術研究討論会は、つくば市の筑波大学大学会館において、8月6日（水）から8日（金）まで開催された。また、前日の5日（火）には、「リモートセンシング技術を用いた大気エアロゾル計測」と題して、晦年恒例のエアロゾル基礎講座も実施された。討論会は3つのシンポジウム「PM22.5の実態解明と影響評価に問わる研究の現在、気候変動に問わるエアロゾルの諸特性…実態把捉とモデル化－、粒子計測の最近の進展と課題」に加え、一般口頭発表とポスター発表（若手ポスター発表を含む）で構成されており、シンポジウムを含む口頭発表が83件、ポスター発表が38件であった。なお、例年通り2日目の午後には、参加者全員を対象とした特別言阻寅、総会、特別セッション、メーカープレゼンテーションが実施された。特別講演では、エアロゾルの枠を超えた企画として、筑波大学が得意とする研究分野である「藻類による炭化水素生成」についての講演が行われ、多くの聴衆が足を遊び熱心に聴き入っていた。