燃料電池への応用を目的としたn－ブタンのオートサーマルPre－改質用Ni/MgO触媒の開発

摘要

H_2還元後には鋼製した全ての担梓Ni触媒がn－ブタンの改質活性を示した．これに対して燃料電池の停止·再起動を想定した（H_2還元に続く）O_2酸化後には，n－ブタンによりNiOが還元されたNi/MgOのみが悟性を発現した.そこで，Ni/MgOに注目し，従来の酸性ではなくpH＝7のNi(NO_3)_2·6H_2Oを用いてNi/MgO(pH＝7)を調製したところ，H_2遠元後に高SV下（≧1110L（hg）~(-1)）でも高い水素生成悟性を示した．さらにNi/MgO（pH＝7）のH_2生成速度は,H_2還元温度と共に上昇し，1273K還元後には1wt％MgOをしのいだ.この様な高SV下での高い水素生成活性は，酸化耐性に優れた比較的大きなNi粒子の生成によると結論した．