塩化ヒドロキシルアンモニウムを用いた白金微粒子の粒子サイズ制御

摘要

塩化白金酸（H_2PtCl_6·6H_2O）または塩化白金酸カリウム（K_2PtCl_6）を出発物質とし，塩化ヒドロキシルアンモニウム（HONH_3Cl）を添加することによって，4nm以上の白金微粒子を一段で合成できた。 HONH_3Clの添加量によって粒子サイズを任意に制御できた。 白金微粒子の形状はHONH_3Clの有無によらず出発物質に依存し，H_2PtCl_6·6H_2Oから調製した場合は切頂八面体,K_2PtCl_6から調製した場合は四面体と立方体であった。