ガイド波の展開－22：ガイド波損傷イメージングのための周辺技術について

摘要

アレイセンサーを用いて適切に信号処理することによりガイド波の画像化が可能であることは既に発表している．本報では，貫通穴だけでなく斜めに削ったような人工欠陥についても画像化を試み，その画像パターンについて検討した．また，画像分解能向上のためには高周波化が必要となるが，周波数を上げることにより励起エネルギの低下を招いた．この問題を解決するために，励起センサーの多段化とチャープ波パルス圧縮技術を検討した．さらに高周波帯ではセンサー内での位相のズレが大きな問題になることが明らかになった．