注目される中国アルミ押出2社--南海市亜洲鋁廠と広東鳳鋁鋁業

摘要

中国のアルミニウム形材の生産は、2003暦年で185万トンが見込まれている。 伸び率にして前年比5.％。 昨年のそれは、175万トンで同34.6％の大幅増を記録した。 伸び率の鈍化は、建築分野における需要に一服感が生じたためといわれている。 2003暦年のアルミ形材の国内消費量は、176万3,000トン（前年比2.2％増）と予想されている。 現在、中国には、アルミ押出会社と称する事業所が全国に1,150社前後存在すると言われているが、中国有色金属工業協会が捕捉している企業数は、447社。 その447社の保有押出機は、1,741台で、それの年産能力は375万3,000トン。 現在、中国には22省、4直轄市、5自治区の計31地域あるが、押出会社447社は、28地域に分布する。 省別の企業数と押出機台数は、「Al」の10月号で紹介しているので、参照願いたい。 ともかく広東省に集中している。 企業数167社、押出機746台、年産能力160万6,000トンに及ぶ。 設備規模、年産能力で共に全国シュアの42％強を占めている。