日本競合と遜色ないサービス体制を確立

摘要

IDRA s.r.l.。 日本風に表現すれば、イドラ株式会社。 2ヶ月前（9月）に社名を、イドラ·キャスティングマシンから、現社名に変更するのとほぼ同時に、新工場を完成させ、子会社のSTPを吸収合併した。イドラは、ヨーロッパのダイカストマシンのビッグネームの1つで、日本では、マグネのホットチャンバーでなじみが深い。 今年の4月、ヒシヌママシナリーと業務提携したことで、日本のダイカスト業界でこのところ注目を集めている。 2003年2月、イドラからイドラ·キャスティングマシンに経営主体が移って以来、"守りの経営"に徹していた同社が、ようやく"攻めの経営"に転じたようだが、それをリードするセルシオ·ビンシイ社長に、イドラ·プリンスの売却、ヒシヌママシナリーとの提携、新工場の建設等の狙いについて、このほどインタビューした。