塗料·塗装の環境対応に取り組むわが社の推奨商品群：明るい有機顔料を使用する超耐候性カイナー500塗膜

摘要

この研究ではカイナー500に耐候性があると一般的に言われている7種類の有機顔料を使用し研究した。 マスストーン（顔料単体）とティント（有機顔料プラス酸化チタン）の両方のフォームレーションがテストに用いられた。 紫外線吸収剤／HALS (hindered amine light stabilizer)のパッケージとカイナー500のクリアートップコートもまたテスト対象となった。 QUV-Aのデータも幾つか混じっているが、まず最初にQUV-Bの促進テストの結果データを示す。 結果を先に言うと、明るい色の有機顔料を使用したカイナー500は良好な色相変化を示している。特にマスストーンの特定の有機顔料では非常に良い結果が出ている。 幾つかのケースではカイナー500のクリアートップコートを掛ける事で色相変化を改良することも分かった。マスストーンでは紫外線吸収剤／HALSのパッケージは著しい効果は見られなかったが、特定のティント色では幾つかの効果を見ることが出来た。