水系塗料共用艶消し剤『コトブキフラットスイセイ』

摘要

日本経済は、バブル崩壊後の永いデフレ不況から、やっと脱しそうな手応えが報じられるこの頃である。 金融不安やデフレ圧力は徐々に後退し、対米·中国輸出と工作機械や家電製品などの設備投資に明るさが見え製造業も少し元気が出て来た様子である。 塗料業界は、近年において平成12年度の出荷数量をピークに年々減少していたが、平成15年度後半から平成16年年初にかけて、一部後退があるものの出荷量の回復傾向が明白に出て来ており平成15年度を底に増加に向かうとの大方の観測である。 しかし、市場の要求事項としてシックハウス症候群対応、地球温暖化に対する揮発性有機化学物質の減少、PRTR法による人の健康や動植物に有害な354化学物質の管理の強化、原油·ナフサの世界的需要の増加による有機化学製品の高騰対策など為さねばならない多くの課題を抱えている。