クリーンな塗装環境へのアドバイス：新型塗装ロボットMRP-2100の紹介と導入のメリットについて

摘要

当社は、これまでワークフィーダ、塗装エア制御を一体化する事により、簡単操作および塗装品質を向上させた塗装ロボットシステムを提供してきましたが、更なる操作性·性能向上を目指し、2001年10月に新小型塗装ロボットMRP-2100（通称maestro：職人の意味）を新たに開発しました。 本ロボットは、これまで塗装生産現場で数多く活躍している小型塗装ロボットMRP-S70（通称スーパーおまかせくん）の後継機種として、従来のメリットを継承しつつ、更に(1)治具塗装への適用拡大：曲面、立体的形状でも正確な狙いを可能とし、対象ワークの適用拡大を図る。(2)塗装品質の更なる向上：CPU高速化により、より滑らかでより正確な動作軌跡を実現する。 (3)教示の更なる容易化：ダイレクト教示の操作性の良さを継承しつつ、かつリモートによる修正機能を組み合わせる事で、容易で素早い教示操作を実現する。 のコンセプトで開発されました。 以下に、本ロボットMRP-2100の詳細を紹介し、塗装ロボット導入のメリットについて述べていきます。