連載（企業経営·戦略）：ブランド戦略の新たな潮流(17)社会課題解決を基軸とした統合ブランドのあり方

摘要

21世紀型のブランド戦略とは、「社会課題に対する感受性＝Social Sensitivity」を持ち合わせ、社会課題の解決が活動（事業）目的と明確に結びついていることが必要条件となる。世界的規模でソーシャルビジネスが成長し始めている今だからこそ、「営利（profit）と非営利（Non-Profit）との止揚的融合を基盤とする第5世代ビジネスモデル」を確立するために、社会課題の解決を基軸とした統合ブランドのあり方を考察する。