デジタルサイネージの動向と課題－視聴率や視聴質に関する議論

摘要

デジタルサイネージの動向を振り返ってみると、これまでのメーカーやシステム系の企業によるモノやシステム売り中心であった状況から、着実にサービス、コンテンツ側へとシフトしてきたということだろう。これはきわめて正常な進化であり、業界全体が着実に導入フェーズから拡大発展フェーズに移行してきていることを示している。こうした発展段階において、デジタルサイネージの導入に当たってその効果に関しての課題の指摘と、その対応が進んでいる。デジタルサイネージの動向を抑えながら、効果測定に関する状況を述べてみたい。