市場流通の実践サプライチェーンマネジメント～卸売場改革とバックヤードのデジタル改革

摘要

サプライチェーンマネジメントとは、商品と電子納品情報を一体流通させることである。現在の市場の取引の感覚では、手書きの納品伝票作成に必死で電子データ化など至難の業である。 この至難の業に挑戦し開発したのがダウンサイジング（分散化）という考え方から生まれた仲卸業のダウンサイジング（分散化処理）システムである。 このシステムは、コード番号を使わず、営業担当者が直接入力することで全ての無駄な作業プロセスを排除し高度情報化とスピード化を実現させたシステムである。 その電子データを商品が納入される前に店舗·バックヤードへ届くことで、POS、電子棚札、ラベルプリンタ、計量プリンタ、POPプライサー等の当日売価をデジタル変更し、パッケージ加工指示から仕入の単品化を図り発注予定数を自動算出させることで、オーダーブックや棚札のバーコードスキャンから発注予定数を求めるという無駄な作業プロセスを排除しバックヤードのデジタル改革を図るシステム提案である。