ヒルティ PD42レーザー距離計－デジタル化でさらに高速、高精度になった第四世代レーザー距離計

摘要

ヒルティでは1997年に第一世代のレーザー距離計PD10を販売開始した。 PD10は重量、体積においても携帯型としては大きかった(860cc, 600g)が、その後10年間の技術革新は目を見張るものがあり、第二世代PD20シリーズ(520cc, 380g)、第三世代PD30シリーズ(220cc, 220g)と小型軽量化が進み今回のPD40シリーズでは184cc、170gとなった。 第一世代と比べると実に体積で21％、重量で28％という小型軽量化である。 この10年間で本シリーズに投入された開発努力と技術革新は、アナログからデジタルへそして回路基盤からマイクロチップへと進み、さらに先進の光学系の採用とセンサー技術の革新といった総合力として製品に展開されてきたのである。 ここでは第四世代のヒルティPD42レーザー距離計について製品の紹介と現場でのアプリケーションについて紹介する。