情報化·無人化技術②：情報化施工で活躍するレンタル商品

摘要

西尾レントオール㈱測器部では、平成13年頃から「情報化施工」に対応するシステム商品の開発とレンタル展開を進めてきた。 その後、平成15年12月度に国土交通省が「TS·GPSを用いた盛土の締固め情報化施工管理要領（案）」を発表したことから、直轄工事での採用が始まり、さらに埋立を実施する海上空港建設等の品質管理の面からも採用されるなど、順次拡大してきている。 また、システムの種類としても、締め固めの管理だけではなく、ブルドーザ·モータグレーダ·アスファルトフィニッシャー等の排土板もしくはスクリードの自動制御を行うなどの商品が登場し、情報化施工のシステム商品はここ約2～3年に、ますます多用化し汎用化されつつある。今回、この誌面において、メーカーの販売商品ではなく、弊社が独自に開発を行ったTS·GPS転圧締固め管理システム（NETIS登録：KT010187）を紹介させて頂く。