最新の土壌浄化技術と機械施工：防臭·防爆掘削工法－臭気性および爆発性物質より汚染された土壌に対応する工法

摘要

汚染土壌浄化工法は、汚染物質の種類、汚染状況などを勘案して選定されなければならない。 ここで紹介する「防臭·防爆掘削工法」は、引火性、爆発性のガスを発生させたり、悪臭を発生させる物質に汚染された土壌を安全、確実に掘削除去するために開発された工法である。 この工法の概要は、汚染土壌中に鋼管ケーシングを打設して、鋼管内部で限定掘削することにより、発生ガスの拡散を防止する。 また、ケーシング上部に窒素ガスを充填することで引火や爆発を防止し安全で確実な汚染土壌の掘削を可能にするものである。ここでは、この工法を採用して汚染土壌を掘削除去した事例を紹介する。