続·雪寒対策と除雪機械の動向：これからのコマツ除雪ドーザ

摘要

近年、日本においては車社会が発達し、今や車無しでは生活が成立たない状況となっている。 自動車の発達によって道路が発展し、生活範囲においても大幅な広がり見せている。 より他の地域との交流、及び、結びつきが強くなったと言える。 都市部、郊外は言うに及ばず、山村、農村に至るまで、道路は整備されている。また、これらの地域を結ぶ、幹線道路が日本中に張り巡らされている。 しかしながら、北は北海道から、南は山口県まで総延長約1800kmにも及ぶ積雪地帯を抱えており、これらの地域では冬季でも、夏季同様の道路環境確保が益々必要となってきている。 昔のように冬季の間は雪に埋もれて生活する。 というイメージはもう無い。 夜間に雪が降っても朝には、道路はきれいに除雪され、何事もなかったかのように車で通行出来る。 これが今では、当たり前となっている。