登録機関によるボイラー及び第一種圧力容器に係る製造時等検査の実施

摘要

労働安全衛生法第38条第1項の規定により、ボイラー及び第一種圧力容器の製造時等検査（構造検査、溶接検査及び使用検査）は、特定廃熱ボイラーを除き、都道府県労働局長が行うこととされていましたが、労働安全衛生規則等の一部を改正する省令（平成24年厚生労働省令第6号）が平成24年1月20日に公布され、平成24年4月1日からボイラー及び第一種圧力容器の製造時等検査は、原則として登録製造時等検査機関が実施することになりました。ただし、登録機関がない場合等必要と認めるときは、都道府県労働局長が行うこととされており、平成24年度は従来どおり全て都道府県労働局長が実施します。今後、登録機関の実施体制が整った都道府県から国は製造時等検査の実施を取り止めます。（図を参照）