射出成形からメッキ·塗装、主要自動車のグリルを一貫生産

摘要

小川工業（小川伸社長）は、世界の主要自動車メーカーの車の顔にあたる「グリル」の成形加工からメッキ、塗装までを一貫生産する有力企業。 自動車産業が集積する中部地域の中心地、名古屋市港区に本社工場を置き、10年前に進出したタイの量産工場と合わせ、近年では、最終需要先の日本の主要自動車メーカーにも納品し、高いシェアを占めている。 品質は各社の"折り紙付き"だ。 つまり、成形加工とメッキ、塗装までを一貫して生産する体制が、主要各社で高く評価されているところに特徴がある。とくに、近年では、最も難易度の高い多品種少量、低コスト、短納期、しかも高品質の「グリル」づくりが求められており、それに応え得る主要自動車メーカーの「グリル」。 多品種少量を短納期で仕上げる。 企業としてますます存在価値を高めている。