売れ筋の研究－ステンレス化で新市場開拓：ブランド育てた総合力

摘要

金型屋の間では「ジァムさん」で通る日本オートマチックマシン(JAM)。 ワーク保持具の精密バイスでシェア6割とほかを圧倒するトップブランドだ。 近年はオイルレス加工に対応し、錆びに強いステンレス製精密バイスをシリーズ展開。 主力の研削加工用に加え、マシニングやフライスなど切削向けの市場拡大を狙った。 だが、奇しくもそこにはだかったのは、自ら築いた「ジァム」ブランドだった－。