難削材用ブレーカシリーズ「EF型」、「EC型」による切削性能改善

摘要

一般的に耐熱合金、チタン合金と呼ばれる難削材は耐熱性や材料強度が高い反面、切りくず処理性が悪い·加工工具が短寿命であるなど被削性の悪い加工素材である。近年、耐熱合金やチタン合金の需要は航空機部品·エネルギー機器部品などの分野で大きな伸びを見せている。それに伴い加工工具に対しては、安定加工化のため、従来要求である工具寿命の延長に加えて、切りくず処理性の改善要求も高まっている。この性能要求に対応し、難削材加工における切削性能改善を実現するプレーカシリーズ「EF型」、「EG型」を紹介する（図1）。