金型の未来を拓く技術者たち－潜在的なニーズに的確に対応することで、顧客の課題解決に貢献する

摘要

南武は金型用油圧シリンダーと鋼坂巻取り機用ロータリージョイントの設計·製造を行っている。特に、金型向け中子抜き用シリンダーは各大手自動車メーカーやダイカストメーカーに供給し、同分野での国内シェアは7～8割、世界シェアは約2割を占める。ロータリージョイントに至っては国内では9割以上、アジア·米国では7～8割と断トツのシェアを誇っている。今年3月には経済産業省の「グローバルニッチトップ企業100 選」に認定。国内のみならず、グローバル市場に製品展開を行い、ブランドを確立している企業として実績が認められた。今回は油圧シリンダーの製品開発·設計に邁進する設計部の今内晃幸設計課長と古賀尚也開発課係長に話を聞いた。