多芯光ファイバ用熱可塑性MTフエルール－成形事例と要素技術

摘要

フェル－ルは光ファイバ同士を接合·保持する役割をもつコネクタ部品であり，光通信に欠かすことのできない最重要部品のーつである．多軸の光ファイバ（テープファイバ）に適用するMT フェル－ルは従来，熱硬化性エポキシ樹脂のトランスファ成形で製造されてきたが，後処理工程，生産性，歩留まりなどの問題から熱可塑性樹脂を用いた射出成形での生産にシフトしつつある．以下に，微小狭ピッチコネクタ成形で多くの実績をもつエルジュクト電気式コネクタ専用射出成形機による成形事例と要素技術を紹介する．