『3Dトーキングヘッド』による手話アニメーションインターフェースの研究開発

摘要

「3Dトーキングヘッド」による手指動作、身体動作（頭/目線等）、表情/口唇変化を統合した自然な手話アニメーションにより聴覚障害者の情報行動を支援するシステムを構築する。 オリジナル開発のリアルタイム3D描画システム、Bot3D Engineの手話アニメーション表示インターフェース分野への応用を実装し評価した。この研究開発は、独立行政法人情報通信研究機構(NICT)からの平成16年度「高齢者·障害者向け通信·放送サービス充実研究開発助成金」の交付決定に伴う委託研究開発である。 「3Dトーキングヘッド」による手話動作、表情表示、口唇動作を統合した自然な手話アニメーションにより聴覚障害者の情報行動を支援するシステムを構築する。 今年度の研究開発の具体的な目標は、オリジナル開発の「3Dトーキングヘッド」描画システム、Bot3D Engineの手話アニメーション表示インターフェース分野への応用を実装し、評価することである。ここではその概要を報告する。