JR大阪駅改良工事における移動式券売機室の開発

摘要

今回開発した移動式券売機室は、電源等の準備を事前にしておけば仮囲いなしで一晩での移設が可能となり、杭工程、旅客流動への影響をほとんどなくすことができた。 また、ユニットを使い回すことと、まとめて券売機等を移動させることで、切換費用の削減が可能となった。 （図9）現在、中央コンコースも一部を除き仕上げ工事を残すのみとなった。 2011年春のグランドオープンに向けて工事はまだまだ続くが、引き続きアイデアを出し合いながら難局面を乗り切っていきたい。