オゾンと銀電解殺菌を併用した超音波レビテーション洗浄消毒装置の開発大腸菌·出芽酵母·高温耐性菌·枯草菌の殺菌効果

摘要

院内感染を防ぐために、2005年4月薬事法が改正され、内視鏡など高度ないし特定保守管理医療機器は、適正な管理が必要となった。 国際標準化作業はISO/TG198WG13において行われつつあり、医療機器の洗浄消毒滅菌は、3工程を独立に順次行う事となっている。 現状では病原菌も洗浄に伴いそのまま放出されたり、排水も洗剤や殺菌剤を含むのでBOD値を高めたり汚泥処理用微生物を死滅させたりして環境水質を汚染しかねない。 滅菌作業は、危険煩雑で長時間を要するので、毎回は行われていない。解決策として、我々は洗浄消毒滅菌の同時処理装置の開発を行った。