夏空に映える鮮やかな花色サルスベリ

摘要

木登り上手のサルですら滑って登ることができないほど樹皮がツルツルと滑らかなことからつけられた名前がサルスベリです。花色も豊富で、夏から秋まで色鮮やかに咲いている夏にはなくてはならない花木です。一般家庭でも育てやすい小型品種を中心に.ご紹介，3ます。サルスベリは中国原産で、夏の間に赤い花が咲き続けることから、日本では古くから栽ひゃくじつう培されてきました。百日紅とばれていますが、本来の漢名は「紫薇花」です。鎌倉時代の文献にも猿滑の名が見えますが、果たしてこれが現在のサルスベリかは不明です。樹皮がツルツルとしたナッツバキゃリヨゥブなどもサルスベリと呼ばれていたからです。江戸時代中期には栽培されていた記録がありますが、いつ渡来したのかははつきりしません。