ハクサイ

摘要

春ハクサイの栽培でセルトレイ育苗の場合，表1のような準備をします。育苗床は10a当たり約10nf必要で，1月-3月まきでは，ハウス内に電熱温床を設置します。 水稲育苗用箱にセルトレイを入れ，育苗培土をセルトレイに均一に入れます。 トレイにかん水し，鎮圧ローラで植え穴を開けます。 種子を1セルに1粒ずつ，セルの中央に播種し，覆土の後トレイの床から水が出るくらいにかん水します。 育苗床にトレイを隙間なく並べます。 トレイ設置後，発芽までは日除けシートなどを被せ，1割程度発芽したらシートを取り除きます。 育苗期間中は15～20で温度管理します。 発芽までは昼間気温23～25℃地温20～23℃，夜間気温15～17℃とします。 特に夜間気温には注意し，やや高めで管理します。発芽後は襖気を行い気温，地温ともにやや下げて管理しますが，最低気温が130c以下にならないようにします。 播種後10日境から液肥2号を500～1，000倍に希釈してかん水代わりに施します。 かん水は午前10時までに行い，午後には行わないようにします。 かん水過剰では軟弱徒長になるので注意します。 定植7日前からかん水を控え，外気に馴らします。