花卉生産、販売の現状と今後の取り組易

摘要

相変わらず景気の回復は思わしくなく, ここ10年来，消費の低迷, 販売価格の不振が続いている。 特に最近では消費者ニーズの多様化に姐え，安全指向が高まるなか，農産物全般に生産，販売とも大変厳しい状況におかれている。 JA全農おかやまの花卉類販売実績推移は表1のとおりだが，平成10年を頂点として, 残念ながら漸減傾向にある。 苗、鉢物類の増産，健闘が目につくが切花類においては，躍進申の品目、産地もある一方で，ここ数年の嘩価の下落，社会情勢，高齢化による面積縮小等の影響を受け，全体としては数量，金額ともに減ってしまっているのが現状である。