コンバインにおける湿材適応性拡大に関する研究－試作改良したコンバインの概要および試験結果

摘要

収穫作業のより一層の低コスト化、収穫物の高品質化を図るためには、コンバインの収穫可能な条件の拡大、即ちコンバインの収穫作業時間帯の拡大が必要である。 そのために、コンバイン脱穀選別部の湿材（収穫適期前の水稲や朝露等の影響を受けた水稲）に対する適応性向上を図る。平成16年度は、2条刈り自脱型コンバインを試作改良し、従来の脱穀選別部における湿材適応性を把握する。さらに、新たな選別部を試作し、その湿材適応性向上について確認を行う。