デナイトシリーズの紹介

摘要

2003年2月15日に土壌汚染の状況把握と土壌汚染による人への健康被害の防止を目的として土壌汚染対策法（以下、土対法）が施行された。以来、土地開発に伴う土地の売買や設備投資などにおける汚染土壌問題が顕在化するとともに、土壌汚染への関心は急速に高まり、その対策なども市場化、拡大してきた。その後、2010年4月1日、2011年7月8日の法改正により調査の契機や調査後の土地の分類、対策における施設認定などが新たに規定されるとともに、自然由来により基準を超過した土壌も同法の対象となることが明文化された。