CAEの現状と今後

摘要

CAEの現状と今後の課題について紹介した。全体を網羅したご紹介は出来なかったが，今後のCAE活用で多少でもご参考になれば幸いである。今後のCAE活用と言う観点でソフトの導入と利用について補足する。構造解析や流体解析など汎用的な解析では商用のプログラムを利用する事が多くなっているが，導入の検討に際しては誰が何時どんな目的で使用し，何を期待するのかを明確にしてから検討される事をお勧めする。また，商用プログラムはブラックボックスとして利用する事も可能になっているが，プログラムの機能や限界を理解するとともに，結果が妥当か検証してご利用いただき，業務での中でご活用いただける事を祈念する。